告白しました

　つい今しがた、母親に鬱病であることを告げました。
　今日は帰るのが遅くなると言っていたので、日付が変わってから酔って帰ってくるのではと思っていましたが、意外にも９時過ぎには帰ってきました。
　帰宅するなり即座に風呂に入られてしまい、またタイミングを逃した………と思っていましたが、１１時過ぎになって母が自室で横になっている所に突撃しました。
　特に診断書は貰っていないので、とりあえず貰った薬の説明書を見せてみました。老眼と寝ぼけのせいで「………？　何コレ」と疑問符を浮かべておりました。
　しょうがないので簡潔に、しかし暗く深刻にならないように説明しました。

「軽～い、鬱病になりました。多分仕事の内容が予想以上に接客のウェイトが多かったのが、ストレスの原因だと思う。僕はもっと裏方の仕事だと思っていたから。それでね、明日あたり会社に退職したいって告げようと思うんだ」

　母は一瞬の沈黙の後、「分かった」と言いました。
　まあ、普通に考えて「駄目」とは言えないよね。

　これで問題は会社への告白のみとなりました。言うタイミングがあるかどうか、が問題。環境としては上司と２人きり、というのは難しいから余計にどうしたものかと考えてしまいます。
　でも先延ばしすればする程面倒になりそうだから、早く言いたい。そして早く辞めたい。
　仕事を辞めなくてもいいんじゃないかと僅かに思うけど、原因が仕事の内容である以上辞めたほうがいい。しかも規模の小さい会社なので、休職は勿論ないし、有給だってまだないんだもん。
　収入だって年収２５０行くかどうかの仕事だから、辞めるといっても全然未練はない。バイトと変わらないからね。
　これで年収４００とかだったら、辞めないで治療しようかとか休職出来ないか、とか考えるけど。
　
　明日のことを考えただけで胸が鉛のように重いけど、頑張って告白します。うう、保険証どうしようかなあ。