好きになるひと

　今日のしごと帰りにブックオフに寄りました。
　「のだめカンタービレ」で持ってない巻ないかな～と探しに行ったのですが、ありませんでした。
　他には森博嗣のＳ＆Ｍシリーズで安くなってるのはないかと探索した結果、１００円とはいきませんでしたが３００円で「有限と微小のパン」を購入しました。あとは「詩的私的ジャック」「数奇にして模型」の二冊で全巻制覇です。まだ「笑わない数学者」読んでる途中だけど。
　あとは「四季」シリーズも欲しい。これはオークションの方がいいかも知れない。

　今回は「有限と～」以外にもう一冊、高橋しん先生の「好きになるひと」を買いました。適当に漫画コーナーを見ていたら目に留まり、立ち読みしてたら気に入って買いました。元々高橋しん先生好きなんですけどね、これは持ってなかったのです。
　最初は「最終兵器彼女」から読み始め、次に「きみのカケラ」（続き待ってますよ～！！！）を読んでます。特に「最終兵器彼女」は切ない。今は慣れましたが初めて読んだ時に、涙目になってました。ただただ普通の日常を送るのって幸せだあ、と思った。
　体内にめり込んだ銃弾の熱に悶えながら、愛する人の顔を思い出すことも出来ずに呼吸を永遠に止めることがないのは、幸福ですよね。
　自分が生み出したミサイルが、自分が生み出した光の柱が都市を跡形もなく消し去り、人々を骨も残さず消滅させる光景を記憶しなくて良いのは祝福ですよね。
　戦争が日常でないことが有り難いと、読むたびに思う。
　でもこの瞬間にも世界の何処かで戦争が行われている。戦争しないようにする努力をしている国がある。でも始まってしまった戦争を止めるにはどうしたら良いのだろうか？

　あ、こんなこと言いたかったんじゃなかった。「好きになるひと」ですよ。短編集なんですが面白かったです。作者さん自身が箱根駅伝に出ているだけあって、ランナー物が多くて新鮮です。
　一番最初に載っている「世界で一番近い島」が一番好き。ＯＬさんが趣味でジョギングしているだけの話なんですけど、実に楽しそうでいいんです。僕もちょっと走ろうかな～、と本気で考えました。
　前から走りたいとは思ってましたし。
　春だから走るには良い季節だ。梅を見ながら、桜を見ながら、それ以外の何かを見ながらとろとろ走ったら楽しそう～。
　明日は休日なので出かけるつもりなので、ジョギングシューズやジャージを見てみようと思います。

　明日の予定は、８時に起きてまずは小金井公園に行くつもりです。天気が悪かったら行かないですけど、今のところ大丈夫そう。
　小金井公園内の「江戸東京たてもの園」のタダ券があるので、素敵な建物達をデジカメに撮りまくる予定です。その後は公園内を散歩したり、まったりお茶でもする。
　その後吉祥寺に行って買い物します。
　どこまで体力持つかな～、僕もトシだからなあ。
　緑の多い所でのんびりするのは、鬱の改善にも役立つと思うので実行すべく頑張ります。