何処に行きたいのかコミックブレイド６月号！？

　え～、６年前の創刊当初からほぼ毎月買い続けてきたコミックブレイドですが、最近の状態が非常に悪いので、来月から購読どうしようか本気で悩んでいます。
　今までもど～すっかな～、とは思っていましたが、はこぶね白書の為だけに買い続けてきたような所があって、そのはこぶね白書が今月で最終回になってしまい、他の連載もアレなので買うのは躊躇われてしまいます。しかも、来月からＡＲＩＡのポスターが付くとか何とかで特別価格５９０円という、コミック誌としては飛びぬけて高い額になっています。でも中身はアレだし。
　来月のクラウンの最終回（第一部完であって欲しい）は見たいけど、イレブンソウルの続きも見たいけど、５９０円～！！？

　とりあえず、今月号のレビューしてみたいと思います。最初で最後のような気がしますが。

・ぽんてら
　結構読めるし絵も安定していて良いし、勢いもあると思うのですが、何でここまで編集部に押されているのかが謎。あのう、まだ４回目よ？　来年にはもうアニメ化でもするつもりで連載し始めたのでは？と思う勢い。面白いけど、４回目で表紙にしたりして看板作品にするような系統ではないと思う。スケッチブックもそうだけど、脇でしっかり支える系の作風に思えてならない。

・エレメンタルジェレイド
　レンの過去話やっと来ましたね。絵も超絶綺麗で読ませてくれます。過去話は３回程度で終らせて欲しいです。現在の方も進めて欲しいので。ちょっと原稿落とし気味だったのか、海賊本に載った読みきりも掲載されてますね。基本的に海賊本のは雑誌に載せないで欲しいんですが。
単行本に載せるのはいいんですが、雑誌に載せられるのはなー。僕ははこぶね目当てで買ってるからいいけど、人によっては雑誌に載るなら買うんじゃなかった的な感想を持つかも。

・パカ☆ＲＵＮ
　画風というかキャラデザがちょっと古い気はしますが、まあまあ安定した絵だし、話自体は結構面白く読めています。まだレースの設定がちゃんと出ていないのでコメントし難いですが、来月でそのバトル内容が見られるようです。

・タビと道づれ
　ラスボスっぽさが高い月子さん、と思わせながら怪しい雰囲気のニシムラさん………！　でもコウちゃんも怪しい気がするし？
　何でトトがここに………！？
　読んでいない人には意味不明な感想。毎回話しに引き込まれます。本当に無駄な話が１度もないなあと感心してます。絵も優しい感じで好き。この画風でこのストーリーだからいいんでしょうね。
　多分この舞台のモデルと思われる尾道に行ってみたいです。プラネタリウムあるのかなあ。

・白雪ぱにみくす！
　雛菊のお姉さん撫子。名前呼ばれるまで姫様かと思ってました。すんません。雛菊が一転苛められ役に。というか兄と姉もいじめっ子だから、雛菊もこんなんなっちゃったのかな。絵が可愛くて良いです。
　エロい顔したメガネ坊ちゃんが狙ってる模様。
　来月話が動くのかな？　というか、薊さんは死んだの？　ただ帰っただけ？

・はこぶね白書
　ちゃんと最終回してました。打ち切りではと騒がれていましたが、そうでもなさそう。読み返すとちゃんと話も繋がってるし、回収されていない伏線もないし、もうちょっと長くやると思い込んでいただけで、もやむさんの想定した通りに話が終った気がする。
　折角クラスに色々なキャラが揃ってたので、それぞれのエピソード見られたらな、って思うけど。まあ自分の高校時代を思い返すと、そんなクラス３５人全員と友達だったわけでもないし、色々見えた人なんて４～５人だから、リアルな学園生活だったのかも。
　宅間君が出て行ってからどうなったのか分かって良かったです。
　みぃ子は小説家目指すのかなあ。
　左甫のフネに対する答えはまだ不明だけど、また戻って来そうかな。
　この物語で１番感じたのは、名前って大切なんだなあって事かも。僕の名前は榊原恭一郎。もし違う名前を与えられ、その名前でしか誰も呼ばなくなっても、今の僕は存在し続けられるのかなって。違う名前を付けられたら、どんどん今の名前の時の記憶がなくなりそう。
　結婚したりして名字が変わっても、名前だけは死ぬまで変わらないものなのに。昔はそうでもなかったけど。　

・兄は珍獣
　絵は上手くはないけど読みやすかったです。勢いがあって結構面白かった。シリアスに兄への思いを見せかけては、珍獣兄の所業で一気に覚めて突っ込んだり、テンポが良いです。読み切りとしてはなかなかの出来。　

・戦国妖狐
　ストーリー云々よりも、画力のなさが問題。個性とかいうレベルではないです。読みきるのに少なからず努力を要するって連載モノとしては致命的としか言いようがない。投稿作の読みきりがそこまで面白かったとは思えないんですが、何でこれを連載作品に昇格させたのか、編集部の考えが全くもって分からない。

・フェアリアルガーデン
　毎月ちゃんと連載出来るようになってくれて、１ファンとして嬉しいです。大分体調も良いのでしょうか。毎月３０Ｐも掲載していてちょっと感動。やっとフェアリア誕生です。もうちょっと話を早めに進めても良い気がしますが、こののんびり具合も楽しめるのでいいです。
　クレア能力が判明？な回です。
　この漫画でははこぶねの「ナマエ」に対し、「コトバ」に重心を置いている気がする。相変わらず絵も綺麗で良いです。特にカトーさん。夏には２巻出るかな？　

・クラウン
　光様死亡。で、容疑者扱いの剣太郎ＶＳその他名家で戦争開始！
　なのに来月で最終回って何やね～ん！　第一部完なのか（１巻の燃年表では剣太郎がラスボスって書いてあるから、主人公交代の為とか）、本当に最終回なのか分かりませんが、後者ではないことを願います。最近画力も上がってきてたのに（女の子を結構可愛く書けてたし、安定した作画だったのに）。壮大に話を広げる所や、舞台劇のような大げさな口上も好きだったのに。
　コミックの年表見る限り、まだ全然終る場所じゃないんですが、来月で纏まるのかなあ。終って欲しくないのに。クラウンも終るのなら尚更来月号買うの迷うな。立ち読みでいいかと。

・猫ラーメン
　地味に面白いけど、映画って何？　アニメ化ですか？　これもここまでプッシュされる理由が皆目見当付かない。

・ゾディアックゲーム
　悠輔よりもアイノさんの方が戦闘力が高いことが判明。南条があからさまに何か企んでますね。次号で何かしてきそうという、前フリの回でした。やっぱりゾディアックの出てこない回は何となく物足りないですね。リーブラさん全く出てこないし。

・特務機甲隊クチクラ
　これも画力がねー。もっと普通の話ならいいのに、わざわざ機甲スーツとか兵器とか、高い画力を要するもの書くから………。背景も雑だし。戸土野さんはスゴイんだなあ、綱島もスゴイんだなあと改めて感じます。

・ＤＲＡＧＯＮ ＳＩＳＴＥＲ！
　絵は上手いのですが、かなりのスピードで話が進んでませんか？　ちゃんと最終回まで話を進めるけど打ち切り？のように見える。

・ワルキューレの栄光
　これを描いている人は漫画家なんでしょうか？　何とも言えない画風です。話はこれってアリ？というくらいの都合の良い展開でした。

・Ａｒ ｔｏｎｅｌｉｃｏⅡ
　綺麗に話が纏まっていて、良い最終回でした。絵も上手いし、次回はオリジナルで戻って来てくれたらなあと思います。今までゲームのコミカライズばっかりだったので。関係ないけどインフェルが１番好き。

・ＬＯＳＴ　ＳＥＶＥＮ
　ストーリーは普通ですが、ブレイドでは数少ない安心して見ていられる画質の漫画です。最後に出てきたキャラの甲冑とか細かく綺麗に描いているもんなあ。背景もしっかり描いているし、おっさん、おばさん、美形、美人としっかり描き分けているのも良いです。

・びんちょうタン
　これはほのぼのした話なので、のんびり眺めていられる漫画ですね。子供に見せたいようで、実は大人が必要としている話のような気がする。

・イレブンソウル
　千葉さんが生身で戦う所見たかったです。たけちーと九十九が帰還したら、どんな罰がまっているかが楽しみです。楠木くんは何を選ぶのか………。
　ちゃんと主人公が主人公している数少ない漫画。
　来月アマク二でぶっとばすたけちーが見られます。すごく楽しみです。立ち読みかも知れないけど。　

・スケッチブック
　ケムシが怖い。いやーやめてー、それ以上言わないでー。夢に見そう。そして嫌いだからこそ詳しい佐々木さんに脱帽です。
　びん・かん。あ、どっちでも良かったんだ………と初めて知りました。ちょっとショックです。

・ショートコミックキャンペーン
　みんな絵が上手くて読ませてくれる作品が多かったですね。「秋葉クンのお部屋」の冬菜姉さんが某死神執事に見えてしょうがなかったですが、面白かったです。姉ちゃん達よりも彼女さんの神経の太さが。
　「そふてにっ」も面白かったです。でも何でテニスはみんなミニスカなのか。ハーフパンツとか短パンとかスパッツとかあるじゃん？　何で公式戦でもミニスカ。そして何でノーブラの人がいるのか不思議だ。この作品での収穫は、アンダースコートというものを穿いていることを知ったことだろうか。それでもミニスカはどうなの？　今は殆ど見かけないブルマ並に不可解。あれを考えたヤツは変態としか思えない。
　「うまうま食遊記」。面白い。でも絵がｎａｋｅｄ ａｐｅと魔神ぐりこさんを足したような感じで懐かしいような。三蔵さんが鬼畜です。悟浄がナルシスです。八戒が細いです。悟空がいい子です。馬が常識人です。
　「それゆけアイドル研究部！」。絵が上手いです。部長の変態加減と勢いで楽しめます。もっとページあっても良かったのにねー。

　ストーリーは大事だけど、まずは画力がないとどうしようもないという問題が。小説なら文章力がなければストーリーが良いも何もないのと同じです。ショートの投稿作品の方が明らかに絵が上手いってどうなんでしょう。連載陣が負けてどうする。
　先行きが真っ暗にしか見えないし、クラウン切って次はどうするつもろなのか。ＡＲＩＡも最終回からすぐに続きみたいなのを載せるのってどうなのか。見たいけど。
　あと懸賞にはこぶねの最終回カラーイラストのクオカードがないのはどういうこと？　普通はあるでしょ、カラーなんだから。ぽんてらしかないよ！　こんな所で経費削減すんなー！

　紙面のそこかしこから不安要素ばかりがはみ出している６月号でした。

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