ハチミツとクローバー

　暫く前にアニメ化もされた人気コミック「ハチミツとクローバー」。ＤＶＤに撮ったのはいいけど殆ど見ていなかったので、久しぶりに見ることにしました。
　とりあえず半分しか見られなかったのですが、なんだか今の気分はダウナー系です。

　コミックも好きで読んでいます。キャラがみんな仲良くて学生生活が楽しそうで、とても優しい空気が流れている。
　だけど将来が見えなかったり、１番好きな人の一番になれなかったりする。
　今の僕と同じような状況だからでしょうか。この漫画を読むと（巻やシーンにもよるのですが）非常に不安定な心理状態になります。
　花本先生の「たまに死にたくなるほど寂しくなる」という科白が深々と刺さって痛いです。

　僕をハチクロのキャラに当てはめるとしたら、山田さんでしょうか。
　諦めが悪いのです。そして僕の場合はストライクゾーンが非常に狭いので好きな人自体出来難いので、失恋してもなかなか次に進めないので困ったものです。

　二十数年生きてきて、僕が好きになれた人はたったの２人。この先誰も好きにならないで終わるのではと思う今日この頃。
　人を好きになるのには才能が必要なのです。