残り１作

　仕事中に電卓代わりに使っていた携帯にメールが。
　またアマゾンのヤツか？と見てみると、近所の図書館から取り寄せ依頼をしていた本が届いたという連絡でした。
　今ハマっている「学生アリス」シリーズの短編が入っている、「創元推理１７ぼくらの愛した二十面相」と「ミステリー傑作選・特別編５」。取り寄せを頼んだのが１０日程前なのですが、さっぱり連絡がないというかネットで状況を確認しても受付中のまま。
　そういえば全く同じ内容だけど出版年が違うのがあったなあ、と昨夜そっちをリクエストしてみたら、２４時間経たない内に届いたようで………

　何でかなあ。最初頼んだ方はデータ上貸出になっていないのに所定の場所になく、館内探し回っても見つからなかったのかなあ。大勢の人が使う施設だからしょうがないかな。変な所に戻されたり、勝手に館外に持ち出されたとか………幾つか考えられる。
　まあ無事に同じ内容のが見られるならＯＫです。
　仕事帰りに図書館が閉まる１９時寸前に飛び込み、借りて来ました。早速「ハードロック・ラバーズ・オンリー」を読了。これは漫画化されていますが、まだ単行本には収録されてないです。
　今は「やけた線路の上の死体」読んでる途中です。
　残るは「メフィスト２０００年９月号」収録の「瑠璃荘事件」のみ。これも単行本未収録ながら漫画化されているので、内容は知っているのですが文章でもちゃんと読んでみたい！！
　近隣の区立図書館にないので最早国立国会図書館しかないのでしょうか………遠いなあ。

　漫画化といえば今まさに「孤島パズル」が連載中ですが、近所では「アヴァルス」が販売されていないので、立ち読みも出来ずに単行本になる日を待ちわびています。一応月刊誌に連載しているようなので、夏までには１巻が出るんじゃないかと期待しています。
　毎回のページ数がどれくらいか分からないですが、多分２月時点で連載は４回目のはず。
　上手くいけば５月頃に出る可能性も？

　久しぶりに本に没頭出来て楽しいです。
　早く「女王国の城」読みたいなあ。現在予約待ち２８番目です。区内の所蔵冊数が８冊なので、あと３・５回転待ち。これも４月か５月になりそうだなあ。
　去年の９月発売だというのに、まだまだ行列が。いっそ他の区なら空いているかも………？と期待して検索したら、１００人超えてたりしたので、大人しく待つことにしました。
　文庫化されたら発売日に買います。何年先だか分かりませんが。
　「双頭の悪魔」の後書きによると「学生アリス」シリーズは５部作の予定らしいので、残り１冊で完結してしまうようです。ああ、読みたいけど終って欲しくない。このまま未完結で終って欲しい気がする。源氏物語のラスト「雲隠れ」のように、存在しない最終章であってほしい。書かれたけれど消失してしまったのか、そもそも書かれていないのかも知れない、そんな終わりがいいかも。

　んんん、でも読んでいて時代を感じる。月光ゲームの舞台って約２０年前なんだよなー。当然携帯もパソコンも出てこない。同じ日本とはいえ何だか想像付きません。当時の僕は小学校低学年くらい。イマイチ情勢がどんなだか覚えていません。多分宮崎勤の事件が起きていた頃だった気がするけど………
　京極堂シリーズ程幻想的なイメージを抱くような遠い昔ではないけれど、ちょっとファンタジー入るくらいには遠い微妙な時代設定ですね。それがまた面白いのかな。

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