バーゲン

　行って来ました、マルイのバーゲン。
　何年も足を向けていなかった池袋に久しぶりに行きました。相変わらず雑多な感じのする街です。新宿よりごちゃごちゃしている気がする。
　ホテルとか風俗が目に付くし。結構ホームレスさんがいた。

　それはおいといて、とことこ歩いてサンシャインの横の文化会館に到着。一応平日だしそんなに混んでいないのでは、という楽観的な僕の予想は大ハズレ。歩けない程ではないが、かなり混んでいました。
　　
　お客さんの大半は女性でしたが、僕みたいな男性もちらちら見かけました。どっちかというと、彼女の荷物持ちに駆り出されたような人が多いようでした。でもそのうち彼氏さんも欲しくなって来たのか、会場で配られるマップを手に「後で連絡するから！」と別行動に移行しているカップルも見掛けました。

　僕は暫くその辺を流して「バーゲンの雰囲気」を味わってから、目当てのスーツと鞄を求めて放浪しました。
　まずは鞄売り場。主に女性ばかりの一角にある、僕の好きなジャンポール・ゴルチエコーナーにフォトフレームバッグがないかな、と思って見てみましたが、残念ながらなし。
　その横にヴィヴィアンウエストウッドも覗いてみたら、３割引きになってなおステキなお値段。
　ブランドだと半額でも僕の買えるシロモノではないことを再確認。

　会場入り口で渡されるでかいビニール袋いっぱいになったものを、数袋抱えた猛者も見かけましたが、僕は衝動買いには向かない性質なので、仕事場に持ってけるような鞄を二つ、スーツ上下、シャツ１枚を購入。
　合計で２万５千円程散財しました。僕にしては随分使った方になりますが、値引き前の金額を見ると、いやあ安く買えたなあと感慨に耽ってしまいます。
　だって元の値段を合計すると、５万円近い額になります。
　おお、半額だよ。２万５千円引きじゃん、とか思うと楽しい気分に。
　今までバーゲンって行ったことなかったけど、たまには足を運んでみるのもアリだな。
　但し、かなり戦場になってるから、試着とかなかなか出来ないし、ゆっくり見れないことを覚悟する必要がある。これで土日とかに行ったら、最早戦場の域を超えてベルセルクの”蝕”みたいな状態になるに違いないのが怖いけど。
　とても楽しかったです、疲れたけど。

　そしてスタッフの人はとても大変そうだった。でかい声でアピール、客寄せしていました。若い女の子（ギャル風味。ひょっとして未成年かも）も声出して頑張ってました。多分ギャルっぽい子の方が、根性もありそうだしバーゲンという過酷な状況でも生き抜けるんだろうな。

　バーゲン万歳！　マルイよ有難う！　無職にとっては超福音でした！