コンビニでも切手は売っている

　一昨日の夕方、某会社の紹介状を頂き履歴書と職務経歴書を送ることになったのですが、昨日から明日まで郵便局は閉まっています。つまり切手が買えない。
　定形外郵便で送る大きさなので重量を測った結果、１２０円分の切手が必要だという事は分かっています。小さい郵便局でも局の前に切手の自動販売機がある場合もあるのですが、僕の家の近所にはそんな気の利いた物は設置されておりません。
　となると土日祝日でも開いている大きな郵便局まで行かねばならないのだろうか？
　調べてみると近いところでも自転車で片道２０分。まあ近いと言っても隣の区なんだよね。しょうがない、行って見るか………と覚悟を決めかけた所でふと思った。あれ、コンビニでも売ってたりしないのかな。
　今までコンビニで宅急便を頼んだ事はあっても、切手は頼んだ事がない。でもよくよく思い出してみると、店内に簡易ポストは置いてあった気がする。
　コンビニなら片道５分で行けるので、試しに行ってみました。
　そしたらあっさり発見。
　店員さんがファイルの中から１２０円分の切手を組み合わせてくれました。あー良かった。無駄に遠出しなくて済んだ。封筒に切手を貼り付け、投函。期待は出来ないけど、まあ就職活動の実績作りということで。

　そう言えば僕が神主だった頃、繁忙期のバイト申込に送って貰った履歴書が金額足りないというアホな事して子がいましたね。普通の封筒ではなくてＢ５サイズの封筒だったので定形外なのですが、普通郵便の額の切手を貼っていたので、４０円足りない。
　郵便配達員さんに、

「足りない分をこちらで頂いて郵便をお渡しするか、このまま差出人に戻すことになりますが、どうされますか？」

　郵便の差出人の名前をチェックすると、去年来た子だった。１００人はいるバイトの子。その大勢の中にあって僕がしっかり覚えていたのは、彼女が超可愛い子だったから、ではない。
　むしろ見た目は男に見えた。しかも小汚く親父臭い男である。
　まあ見た目だけなら本人に罪はないのだが、問題は中身もその通りだった事である。間違っても巫女のイメージとはそぐわない子だったのである。更に仕事もあんまり出来なかった。隙あらばサボるというか喋るというか。そんなキャラだったので職員内の評判も芳しくなかった。
　というわけで、今年は絶対に雇いたくありません。
　独断で書類は本人の所に送り返して貰いました。我ながらグッジョブ。
　この年に不採用になったのは、この子１人だけでした。
　前年に彼女は友人３人と一緒にバイトしており、今年も友人３人も応募しておりこの子達は採用。この状況からこっちの気持ちを悟ってくれれば良いのですが、全く悟ってはくれなかったらしく、送り返した後に懲りずにまた送って来ていました。どういう訳か随分採用される自身があるような、強気の自己ＰＲが書いてありました。嘘つくな～
　１度働いたから嘘言ってもしょうがないぞ、通用しないってば。
　
　こんな人でも某有名私立大学に通い、ＴＯＥＩＣ８００点だそうですが、中身があれじゃあどんなすごい資格を持っていても採用は出来ないなあと思いました。例えバイトでも。
　資格や仕事ぶりも大事だけれど、やっぱり中身って大事だよねと思った出来事でした。彼女が卒業後に就職出来たかは不明です。

　郵送する際は料金に気をつけましょう！
　足りないとものすごく印象悪いですよ。