甘いにも程がある

　ここ最近毎日のように帰宅時間になると雨が降り、合羽を着て帰る羽目になり、その格好ゆえにスーパーに立ち寄ることが出来ずにいました。でも今日は数日振りに雨が降らなかった（ほんのり雪が舞ってたけど合羽なしで大丈夫だった）のでスーパーでお酒を補充できました。
　あはは、実は一昨日の時点で買い置きの赤ワインがなくなって困ってたんです。母親のビールとか父親の焼酎はあったんですが、どっちも僕は飲めません。苦いし辛いから。

　いつも通り紙パックの赤ワイン（１００ｍℓ＝約４０円）とそれに甘みを与える為の葡萄ジュース（１ℓ＝１２０円）を買い込んで、うきうきしながら帰宅しました。駄目人間だ。
　ついでに甘めの白ワインってないのかなー、と気軽な感じで甘いと聞いていた赤玉スイートワイン白なるものも買ってみた。これが買ったのは失敗だった、と飲んだ瞬間に思う程激烈に甘かった。これワインじゃないだろ。アルコールが含まれたシロップだ。かき氷にかけたり、何かで割ったら美味しく飲めるかも知れないけど、ストレートで飲むにはきつかった。
　甘めのワインを好む僕ですが、許容範囲を遥かに超えたすごい甘さでした。これ、リピーターっているの？　昔の日本人にはこの甘さがたまらなかったりしたのかなあ。元々日本酒は甘かったって言うし、和菓子も餡子も甘いよね………
　これ一本飲んだり、毎日飲んだら絶対糖尿病の予感。　
　一本５５０ｍℓ入りですが、４００ｍℓ以上残ってます。とりあえず母に与えました。押し付けたとも言う。母もあまりの甘さに絶句していましたが、「これだけ甘いなら砂糖代わりに使えそうじゃない！？」「みりん、的な！？」と飲酒用以外の用途を模索しているようでした。
　………これはこれでポイズンクッキングの予感。
　
　適度に甘い白ワイン、欲しいなあ。デパートで試飲させてもらいながら探してみるのがいいかも。ドイツのアイスワインとか甘いらしいです。ムキムキドＳの国なのに、ワインが甘いなんて意外だ。　
　フランスやオーストリアは辛口が主流らしいです。まあイメージ的に辛辣な感じはする。カナダも甘いらしいとか。ハンガリーのトカイも甘いらしいので、すごく飲んでみたい。
　トカイもアイスワインも通販で安くても１０００円は超えてしまうのがねー。送料も考えると高い。自転車で行ける範囲にワイン専門店でもあればいいんだけど。
　当分は経済的な事も考えて、紙パック赤ワインの葡萄ジュース割りで行くしかなさそうです。最近は赤ワインの渋さにも徐々に耐性が出来てきたのか、赤ワイン：葡萄ジュースの比率が初期は４：６だったのに６：４くらいになってきました。正直甘みが足りないのに目を瞑れば赤ワインオンリーで飲めるようになって来てます。アカンわい。

　紙パック白ワインもあるんですが辛口ばっかりだし、何より問題なのが白葡萄ジュース（マスカットでもいいんだけど）が売ってないので、割って飲めないんですねえ。売ってる場所を見つけないと赤ワイン三昧のままです。むはー、白も飲みたいのに。赤より頭痛になり難いと聞いたので………
　借金返済の暁にはちょっと高め（せいぜい３０００円だろうけどねー）のワインで祝杯と行きたい所です。ついでに連帯保証人になってくれた叔父にお礼にビールの詰め合わせとお礼状を送って、無事に借金完済出来たと報告しようかと思っています。
　最初はお菓子でも贈るかと思って叔父の兄である父親に「叔父さんはどういうお菓子が好きかなあ？」と聞いた所、「うーん、よく分からん。あ、でもビールは好きだぞ、これは間違いない。最近は節約の為に発泡酒とかで我慢しているらしいから、生ビールあげたら喜ぶぞ」という答えが返って来ました。
　父方も母方も親戚一同酒好き遺伝子全開の地方出身者です。アサヒ生ビール詰め合わせでも贈りつけようと思います。確かに叔父さん酒は好きだよね。刺身も好きだし。それ以外の好きなものは知らない。父親も高校卒業と同時に家を出ているので、物心付いてから一緒に住んでいた期間って多分１０年そこそこ。分からないよね。僕も２０数年一緒に暮らした弟の好み知らないし。
　贈るのは多分来月だけど、こんな所ですらアルコールとの関係を断ち切れない榊原家です。