レンブラントの券捜索中

　１月と２月はこれと言って観たい絵画展がなかったのですが、３月からはまとめて３つも観たいのがあるので結構忙しいです。会期２ヶ月くらいあっても、ぼへっとしてるとアッと言う間です。土日以外観に行けないので、結果として会期は２ヶ月あっても行けるのは２０日程度しかないですから。職場が渋谷とか新宿にあったら良かったのかな。
　神社時代に渋谷新宿は通勤で通ってましたが、疲れてる事が多くて結局展覧会とか行く余裕はなかったっけ。２０時には閉館だから見る時間も少なくなるし。
　
　３月開始で観たいのが三菱一号館美術館の「マリー＝アントワネットの画家　ヴィジェ・ルブラン展」、Bunkamuraザ・ミュージアムの「シュテーデル美術館所蔵フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展」、国立西洋美術館の「レンブラント光の探求／闇の誘惑」。
　絶対行きます。現時点で三菱一号館とBunmamuraザ・ミュージアムのチケットはオークションでかなり安く手に入れております。両方合わせれば１０００円は浮きました。この分は美術館でのポストカード購入などに当てます。絶対１０００円で収まるわけないけど。
　問題はレンブラントの方で、これという価格のチケットに出会えない。矢鱈ペアチケットが多くて、１人で見に行く気満々の僕には必要ない。しかも付き添いの人と２人で１枚、という感じで２枚落札して１枚転売も出来ない。このままだと金券屋か正規の価格で入るしかないなー。

　Bunkamuraザ・ミュージアムには今年の年末に、別のフェルメール作品が３枚も来るらしいので、それも今からすごく楽しみ。すごいなあBunkamuraザ・ミュージアム。そして名画をたくさん借りてこられる日本と日本の美術館は本当にすごい。素晴らしい。
　日本に生まれ育って良かった～。

　話は変わってアパート借りる話。今日、雨の中父親が不動産屋さんと部屋を見に行き、話は順調に進んでおります。今週末の土日に正式な契約書を交わす予定です。で、３月１０日辺りから部屋に入れるようになり、家賃も発生するとの事。
　部屋は見に行った父親曰く、

「社会人になったばかりの頃はこんなアパートに住んでいた、と懐かしかった。風呂なしトイレ共同」

　だそうです。大家さんにも会ったそうですが、

「本当にこんな若い子（三十路なんですが………）が住むんですか？」

　と信じられない様子だったそうです。条件だけみると高度成長期辺りのドラマに出てきそうだもの。今でも都心にこんな物件あるのか、と。２部屋空きがあってそのうち１部屋を借りるんですが、空いていない部屋もあって現在住んでいる人が２人いるそうです。どんな人なのか。
　周囲に風呂屋ないんだけど、どうしてるのかな。春日さんみたいにウエットティッシュ？　実際住むわけではないからいいけど、住むとしたら男でも相当勇気いる物件な気がする。
　別宅扱いか物置かな。案外父親が入り浸って使いそうな気がするな。日中なら電気なくても平気そうだし、トイレ共同なら水道代なしでも使えるんだろうし。僕は怖くて入る勇気ないぞ。

　こんな安いボロアパートでも、契約して入居するまで半月近くかかるんだなあ。追い出されてすぐに次を見つける、って案外大変みたい。