弟の新居へ行って来ました

　６月末に彼女と同棲すべく弟が家を出て、もうすぐ２ヶ月。母親と一緒に弟宅へ行って来ました。うちの家族が訪問するのはこれが始めて。
　限りなく埼玉県な都内に住んでいる。
　歩いて行ける距離に水元公園という大きな公園があるので、そこにも寄るつもりで早目の１２時に弟宅へ到着。最寄り駅まで弟が迎えにきてくれたのだが、静かでなかなか住み良い感じの場所だ。
　僕が母親と一緒になって、

「うわー、道広いねぇ」

「見てみて車道が２車線もあるよ！　しかも真っ直ぐ！」

「なんか田舎を思い出すなあ」

　と絶賛。田舎だと貶している訳では決してない。ただ僕らの居住地が如何に狭苦しいくてゴチャついているのか、ということだ。

　そんな素敵な場所だけど、良く見ると不穏な表示があちこちに。

　

　何これ。始めて見たぞこんなもん。弟よ、お前の家は常に水没の危機にさらされているのか？　まあ１階じゃないからいいけど、外に出られないという事態は十分にありそうだな。

　地味に水没危険地区の弟宅へ到着。
　まだあまり家具がないし、服やら本やらは家にあるので、室内はとても整然としていてモデルルームのよう。まあいずれはゴチャつくんだろうけど。
　そんな中弟の彼女さんが作ってくれた本場中国の家庭料理を頂きながら歓談。本場の味はかなり油っぽくかつ塩味がキツイので、結構薄くしたらしいが日本の中でも飛びぬけて薄味の榊原家の面々にはやっぱり塩がキツイ。でも美味しかった。
　あ、これは家でも試してみよう、という物が幾つもあった。
　そんな美味しい物を毎日食べている所為か、弟がちょっと太っていた。もともと痩せ気味だからいいけど、何で彼女さんはお前に反してちょっと痩せてるの？　苦労かけてんのか？
　１年もしたら今のヤセ弟、ぽっちゃり彼女のバランスが逆になったりするのでは？と思う。

　弟の家で寛いだ後、土砂降りの中水元公園まで歩く。
　ぎゃあああああ、メチャクチャ降ってるぞ。もう公園には誰もいないんじゃない？っていうレベルで。河が溢れそうな勢いだ。

　公園に入るなりゴイサギ？らしき鳥に遭遇。すごいなこんなのが普通にいるのか。

　

　いいなあ、こんな場所が近くにあって。一人暮らしするならこの周辺もアリだなあ、と思いつつ更に奥へと侵入していく。

　　

　中はこんな感じ。ああ誰もいないよ。だって土砂降りだもん。横にいる母や弟の声も聞き取り難いくらいバシャバシャ降っているよ。
　その中を意地になって歩き回る。それにしても２３区内とは思えないなあ。何処の山か湖かという光景。
　水元公園を無理矢理堪能した後、近くにあるという縛られ地蔵にお参り。ちなみに雨のピーク。お地蔵様を撮った写真にはっきり雨の落ちる様が写る程。

　

　境内もあちこちに池が出来ている状態。既に足はずぶ濡れだったので、無理矢理参拝。
　暑すぎるのも困るけど、涼しいながらも土砂降りはもっと困る。帰りの駅までずっと降り続けていたので、帰宅後すぐに着替えることに。

　ああ、いいなあ実家を出て暮らすのって。
　僕はまだ当分実家暮らしになりそうなので、貯金だけは頑張っておきます。
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