久しぶりに充実した休日

　ここ数週間もしくは数ヶ月引きこもりホリデー続きでしたが、今日は久方ぶりに外出して活動的な休日を過ごしました。

　まずは映画鑑賞。３Ｄ吹替え版のアリスインワンダーランド観て来ました。何年か前にスパイキッズ３Ｄというのがあったんですが、それに比べるとかなり飛び出してました。アクションシーンで迫力が違いますね。思わず仰け反りそうになったり。あらゆる割引が適用外で２０００円なのは痛いけど、懐に余裕があるならおすすめですね。
　１０００円で見るのが常の人だと倍だから考えちゃうかも知れませんが。とりあえず早くＤＶＤ出て欲しい。もう１回くらい２Ｄ吹替え観たいなあ。

　映画鑑賞後、すぐそばの献血ルームに予約を入れてあったので飛び込む。ちょっと遅刻しましたが問題なく成分献血して来ました。すいません。もう暖かくなったからと半袖で行ったんですが、献血エリアは結構冷房が効いていて（もっと弱くていいと思う）、冬場同様に手に懐炉を握らされ、しっかりブランケット掛けられた。
　………僕以外にそんな状態の人、男女問わず誰もいなかった。
　冷房がよく当たる位置だったから、と思いたい。ほぼ夏日なのに手間を掛けて申し訳ないです。

　献血を済ませ、今度は有楽町に移動。三菱一号館美術館でマネとモダン・パリ展観ました。新築だけどレトロなデザインの建物です。結構小ぢんまりとしていて、中はちょっと狭いかも。建物の幅がないのでどうしても通路が狭くなってしまうみたい。僕が展覧会でよくやる途中で戻ったりするのが困難な構造でした。
　本当に混んでしまうと進むに進めなくなりそう。チケット売り場も狭いです。僕は無料招待券を持っていたんですが、その場合でもチケット売り場で券を貰わないといけないらしく、結局並ぶ事になりました。

　中は新築なのでとても綺麗です。内装もレトロでいい感じ。部屋毎にどう考えても使わないと思われる暖炉があったりします。
　絵はマネの絵がメインですが、当時の写真や新聞の絵、建物のエッチング等あって個人的にはエッチングがものすごく緻密で見ていて飽きませんでした。こんな細かいのどうやって描くの………
　マネの絵では招待券にも載っている「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」が１番好きですねー。モリゾさんの絵は何枚もあったのですが、それぞれ別人のような絵になっていました。タッチが違いすぎてモデルが別人というか描いた人が別人に思える。自分がモデルでこの絵が出来たら微妙だなーというのもあった。すみれの～が１番綺麗に描けているみたいです。どの絵も数年の間に描かれているのに何でこんな別物になったのか、不思議です。

　マネの絵以外でも当時の空気を伝えるような絵が面白かったです。この当時の男性はシルクハットにタキシードが通常装備なんだなあとか、バレエとかの観劇関係に夜会等、今ではもう殆ど廃れてるんじゃないかなーというようなシーンがたくさん見られて楽しかった。
　煌びやかで見ているのは好きですが、いざ自分がそういう場に参加とか言われたら無理だ。人見知りの引きこもりだから。
　
　マネはスペイン趣味だったり、フランスの人だったり、プロイセンと戦っていた時期もあったり、非常に悪友トリオの影がチラついて思わずニヨニヨしそうになる美術展でした。
　ユーロ安いしスペイン・フランス・ドイツ行きたいわー。夏休み何とかならないかなあ。８月前半だと旅行代金高いんだよねー。後半と比べると普通に１０万くらい違ったりするし。うー、行きたいよー