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2006年春に神主を辞め、某弱小会社に入社するも、たったの10ヶ月で鬱病になり2007年3月で退職。半年の休養を経て現在は営業事務としてある業界では有名な会社で正社員として働いています。元神主だったので、それに纏わる忌まわしいネタも公開しつつ、有難さ-127%でお送り致します。
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 結局コミケには出掛けず、2006年最後の日も残り8時間程になりました。もうすぐ2007年です。
 2006年という年は、僕にとってどんな年だったのでしょう。
 2006年開始の瞬間は、某神社でジタバタと奉仕しながら、酷いしもやけで手足から常に流血しながらの奉仕でした。おかげで2005年大晦日に執り行われた大祓の装束(浄衣という真っ白なもの)の準備及び片付けの時、「お前が触ると血の穢れがつくからやらんでいい」とか言われたのも、懐かしい思い出です。
 今頃は丁度大祓の真っ最中でしょうね。
 そしてそれが終われば一気に正月へと雪崩込み、初日の出を目にして倒れそうな朝を迎えることでしょう。
 2007年は一般的な正月を迎えられると信じ、2006年の正月を駅で倒れたりしながら乗り切った。そんな幕開けでした。

 一年前から指折り数えて一日千秋の思いで、待ちに待った待ち焦がれた、3月末日の退職。帰りはスキップ交じりで帰ったことが思い出される。こんなに嬉しいってどうよ!?と思うくらいに。
 2ヶ月ほどの無職・休養期間には色々訳の分からないことをやってみた。自転車で無駄に遠くまで行ってみたり、普段電車で行くところまで徒歩で行ったり、ゲームしまくったり、漫画読みまくったり、小銭稼ぎにネットオークションに出品してみたり。
 10数年ぶりに家族で旅行した。初めて北海道に行った。
 とても広くて、走っても走っても目的地に着かないくらい広かった。ここで初めてタラバガニの美味しさを知った。今まで食べたのは蟹??と思うくらい別物みたいに美味しかった。
 小樽で食べたお寿司や蟹汁も絶品だった。特にかに汁。殆ど身はないけど、出汁が良く出ていてでも生臭みはなくて飲みやすく、じっくり味わった。
 前から欲しかった硝子製の浮き(海に浮いているやつ。今はプラスチックですね)も100円で手に入れて大満足だった。
 昭和新山の荒々しい迫力、プレハブ製の神社、洞爺湖の透明な水。
 一番良かったのは、土方歳三の命日に訪れた五稜郭。タワーにこそ昇れなかったけど、色々土方さん、新撰組グッズを手に入れて満足です。「土方歳三の血」なんてワインもあったし。
 北海道なので、まだ桜が綺麗に咲いていた。何処に眠っているかわからない土方さんも、この地で桜を目にすることはあったのだろうか。

 6月になり僕は就職した。今までとは全く違う職種なので、未だ完全になれたとはいえないが、長く続けられたらと思っていた。でも何時まで耐えられるかかなり怪しくなってきた。

 8月の末には、僕の知り合いが亡くなった。残念ながら葬儀に参加出来なかったが、向こうで穏やかにいてくれることを願うのみである。
 
 10月、僕は連休を利用して京都へ一人旅に出掛けた。限られた時間の中で、詰め込めるだけ詰め込んだ旅だったので、かなりの強行軍となり、一箇所一箇所に時間は掛けられなかったが、その分目的地は全て消化出来たので、言うことはない。次はゴールデンウィークに行こうかと思うが、その時はもうちょっとゆっくりした旅にしようと思う。今回みたいに鞍馬山を駆け抜けたり、比叡山で走り回ったり、鴨川沿いをダッシュするような、何の荒行かみたいなのは遠慮したい。

 11月はもう縁がないと思っていた七五三の奉仕をした。お昼に出たお寿司が美味でした。あと、忙しすぎて氏子さんの手によって間違って付けられた玉串の紙垂を直せなかったのが心残りです。
 来年もやるかどうか微妙ですが、久しぶりの神前奉仕は楽しかったです。某神社みたいに忙しすぎて回転させるのに精一杯、あんまり心は込められない、ということはなくて、程よい忙しさでした。暇すぎても辛いので丁度良い。

 12月は、今年の正月から楽しみにしていた正月まで一ヶ月!!
 ということで、うきうきるんるんしてました。その勢いでコミケデビューまでしちゃいましたからね………。
 これから紅白を見たり見なかったりしつつ、年越しそばを食べ、行く年来る年を見るのです!!
 紅白は最初と最後しか見ないだろうと思われるので、その間は「AQUA」と「ARIA」を一気読みしようかと思います。これでまったりのんびりモードアクセル全開にします。
 そして、夜中に氏神様に初詣する。
 朝になったら、今度は東伏見神社で金運上昇祈願に行きますよ。来年から株を始めてみようかと思っているので。儲かるとは思えないけど、勉強にはなるはずなので、無駄ではないはず。

 今年は良い年だった、来年はきっともっと良い年になるだろう。
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 電車やバスに乗車している際の心構えというか、マナーと申しましょうか。常識でもありますが、シルバーシート以外であっても、体の不自由そうな人やお年寄りには席を譲るものです。

 僕自身どうなのかというと、そもそも席に座ること自体滅多にないので譲りようがありません。かつての職場に通勤する際は、朝は早すぎて席が空きまくり。帰りは始発(この時点では席が空いている)から乗って即寝て終点まで座っていたので、矢張り譲るも何もなかったです。

 そんなある日、僕はお祭りでいつも以上に早い時間に電車に乗っていました。始発から3本目くらいの勢いです。
 これだけ早いとものすごく空いています。土日だと朝帰りの人で混んでいたり、車内で吐いている人がいたりするのですが、平日真っ最中なので、一両に2、3人くらいしか乗っていません。
 平日のこの時間に乗ってる人なんて、仕事の人か変態くらいでしょう。
 強烈な睡魔に取り憑かれていた僕は、車両の隅の席に座って眠ることにしました。数分たって、僕の肩を叩く人がいる。
 何だろう、と目を開けると、見ず知らずのお婆さんが座っています。
 僕が起きたことを確認すると、お婆さんは語り始めました。

「あんた、若いのにシルバーシート座っちゃいけないでしょう? 若いんだから立ってなさい」

「学歴があってもそんなんじゃ婿に行けないわよ」

 凡そこんなことを喋り始めたのです。しかもえんえんループしながら。
 ああ、僕はシルバーシートに座っていたのか、とぼんやり考えながら、脳の機能が半分以上停止したまま、何とか相槌だけ打ちます。
 これだけガラガラなのにシルバーシートも何もないだろうに。ていうか、明らかに疲労困憊睡眠不足な人間叩き起こして説教する方が酷いのでは、と微かに思いつつ矢張り相槌。

 徐々に強くなる睡魔の誘惑。未だ喋り続けるお婆さんの声が段々遠くなる。結局僕は説教されながら寝てしまった。
 終点で眼を覚ますと、そのお婆さんが丁度降りる所だったが、最早何も言わずに去って行きました。
 諦めたのか呆れたのか。そして多分ちょっと変な人だなあ、あの婆さん。


 そんな説教をされたことがある僕ですが、病気でもなく体調不良でもないのに、席を譲られたことが何回かあります。


一体僕が何に見えてたんでしょうね?


一、お年寄り

二、怪我人

三、病人

四、妊婦


 せめて四以外であってくれと願います。



そういえば、腰を痛めていた時に電車で座っていたら、お年寄りに席を譲ってくらないかと求められたことがあります。正直にぎっくり腰で立っていられないと伝えましたが、何だか信じていない顔でした。
 見た目何ともなさそうでも、痛めてる若者もいるんじゃい、服脱いだらサラシ巻いてんだぞ、見せたろうか?と言いたかった。いや、本当に吊革掴んでいられないし、急ブレーキとかされたら死ぬレベルだったから。

 昔手術をして退院した時も、見た目では分からないから席は譲られなかったな。お腹だから仕方がないけど。
 
 
 またきみのこえがきけるかもしれないから

 またきみにつながるかもしれないから

 またきみがみえるかもしれないから

 いつかきみにあえるかもしれないから
 
 いつかきみのいまをしることができるかもしれないから

 きみとのたったひとつのきずなだから

 ぼくのけいたいはたからものなんだ

 いつでもどこでももってゆくよ

 ばんごうもめあどもかえないよ

 またいつかきみにつながらないとこまるから

 きみがまたあいたくなったときにちゃんとつながるように

 そのためだけにぼくにはけいたいがひつようだから

 ぼくのいのちがつきるそのときまで

 けいたいをずっともっているよ

 きみのきおくといっしょにいつまでも
 僕は二十二歳の時、車の免許の試験結果を待っている間に初めて献血というものをやった。
 周囲に墓場しかなく、知り合いと来ていた訳でもないので、非常に暇だったからである。献血車に乗り込み、液晶テレビが付いた歯医者さんの椅子みたいなのの上に寝そべって血を抜かれた。
 それで血液型が判明したのである。
 母親曰く、一応生まれた時病院で調べてもらったはずなのだというが、どういうわけか教えて貰えなかったらしい。

 漸く血液型が判明した数年後、ある事情により病院で血液の検査をした所、意外な事実が判明した。

AB型のRHマイナスに匹敵する程珍

しい型の血液だった。


 医者の先生曰く、「事故にあったりして突然血液が必要な事態になっても、手に入らない可能性が高い」らしい。

 うっかり大怪我しようものなら、そのまま輸血もできずに失血死しかねないのである。そんな理由から僕はバイクの免許を取るのを諦めた。ただでさえ大怪我しやすい乗り物なのだ、文字通り命がけの運転になりかねない。

 ささやかな夢は諦めたものの、それ以来僕はマメに献血に行き、自分の為に血をストックするようにしている。実際今日も行って来た。

 友人と一緒にいったのだが、彼は事もあろうに献血中に貧血を起こし、

輸血されて帰っていた。

 献血できずに飲み物とかだけ飲んで帰る人は良くいるが、

輸血されて帰った人を見たのは初めてです。

 どんなアホですか、全く。
 皆さんは体調がいい時に積極的に献血をお願いします。

 
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プロフィール
HN:
榊原恭一郎
性別:
男性
職業:
営業事務
趣味:
読書、DVD鑑賞、SD、ネット等インドア趣味
自己紹介:
大卒後神主×年→無職2ヶ月→会社員10ヶ月→鬱病になって療養しつつ無職6ヶ月→念願の事務職に就職。
2回連続問題ありで離職率の高い職場を選んで体を壊しているので、次こそはマトモな所を狙って就職活動したつもりです。超アナログではあるけど居心地は悪くないと思う。
 夢は経理事務だったけど営業事務職、年収300万以上を夢見た結果、その夢は叶う職場(のはず)です。求人票に嘘がなければね。

 そんな駄目人間風味のコーヒー飲まないスターバックスファンのブログ。スタバグッズ蒐集が趣味。他にも色々集めてます。
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